こんにちは!岡山市北区でがんばる女性を元気にする整体院ふくろう堂の鳥越です!
今日はシップについてです。
ふくろう堂では、特定の場合を除いてシップはおススメしていません。
ええ~!でも、腰痛などで整形外科に行くと「痛み止め薬とシップを出して、これで様子を見てみましょう」と言われた。
という話はよくあるようです。
痛みがある時にシップを貼るのはなんとなく「当たり前」な気がしますが、シップの目的はなんでしょうか?
消炎と沈痛です。
炎症を抑え、痛みを鎮めるのがシップの主な目的ですね。
そこで、痛みがある時に確認してほしいのが痛いところが熱を持っているか?です。
そもそも、なぜ炎症が起こるのか?
炎症は痛めてしまった部分をを治すため血液が急速にそこに集まる、身体の反応です。
痛めた部分を修復するために、血液が酸素や栄養素を集めてきます。そのために熱をもつのです。
ところが、シップで冷やすことで血流は悪くなり必要な物質が届かなくなると身体の回復は遅れます。
そういった意味では痛めた部分を冷やしすぎるのは良くないと、ふくろう堂では考えています。
特に、熱もない状態でなんとなくシップを貼る人もいますが、上記の理由で逆に回復が遅くなり慢性化してしまう事もあります。
痛み止めとしての効果を期待して貼る方もいますが、痛みは身体が「それ以上動かすと筋肉や神経、組織を壊したしまうよ!」と発してる警報です。痛み止めやシップで痛みをごまかしていると、やはり回復が遅くなり慢性的な症状になりかねません。
特に鎮痛の薬剤は皮膚に浸透するときに体温を低下させる働きがあるそうです。
そう考えると温シップにも暖める効果を期待しすぎるのはやめた方が良いと思います。
では、最初に書いた「特定の場合」とはいつでしょうか?
これは実は判断に迷う所なのですが、熱を持ちすぎた時には冷やすことをお勧めしています。
身体の組織はタンパク質で構成されていますが、タンパク質は熱を加えると変質します。
卵など、茹でると固くなりますよね?
人体も同様に高熱が続くとタンパク質が変異し、周辺の健康な細胞までも傷つけてしまう可能性があります。
なので、そんなときには速やかにアイシングしましょう。
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